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【関東最高峰】日光白根山にのぼる(後) 山頂→弥陀ケ池→座禅山→ロープウェイ山頂駅

旅行日:平成30年8月22日②

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 12:40、白根山山頂の標柱の前に立った。
 登ってきた道を下山するのは面白くないので、北側の弥陀ケ池へと下る。白根山山頂に通じる登山ルートは3つあって、今回利用しなかったもう一つは栃木県側の前白根山を経て、湯元温泉に下ることができる。

 山頂の北側に行くと、こちらはあまり人気がない。丸沼や菅沼といった国道沿いの大きな湖沼や、これから下って行く先の弥陀ケ池を一望にする。

切り立った山頂附近を見上げる
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急斜面の下に望む湖沼群
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 眼下の湖沼は白根山の噴火によって小川(河川名、片品川支流)が堰き止められてできた。戦前に電力会社によって発電所が設けられたため、弥陀ケ池以外は人工的に水位が変わるようになってしまった。
 そもそも白根山は約2万年前以降に活動を始めた新しい火山で、有史以来にも何度かの活動が記録されている。最近――といっても100年以上前だが――では、明治23年(1890)に小規模な水蒸気爆発を起こし、昭和27年(1952)には噴煙が観測されている。

手前側から弥陀ケ池、菅沼、丸沼。左奥に見える双耳峰は燧ケ岳
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あっという間にこんなに下ってきた
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天を突くような尖った岩
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 白根山北側が急坂だとは聞いていたが、足元も悪く、かなり下りづらい。岩が大きいところは手がかり足がかりも多くて下りやすいが、細かい礫が散らばっているようなところは滑りやすい。
 山頂でビールを飲んでいたおっさんたちは私の少し前に出発したが、どんどん先へ進んで行った。高木がないので、いつまでも姿は見えている。

岩の間を縫うように下る
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弥陀ケ池まで真っ逆さま?
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 30分ほど歩いたところで小休止。日陰が一切ないので、休んでいる間も太陽が照り付けている。気温がそれほど高くないのが幸いだが、暑いことは暑い。行動食のチョコレートはすっかり溶けてしまった。

勾配が著しいので、景色の立体感がどんどん変わる
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山頂は遥か上方へ
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 弥陀ケ池が近づいてくると樹林帯に突入。しかし登山道は裸地なので、相変わらず足元は良くない。
 そして、山頂から50分ほどで白根山と座禅山の間の鞍部まで下りきった。この場所はロープウェイ山頂駅、弥陀ケ池方面を合わせて四差路になっている。山頂からここに着くまで誰とも出会わなかった。ここを登るのは大変であろう。

 だいぶ疲労が身体に回ってきたが、私は一旦弥陀ケ池へ下った。
 13:50、池の畔に立つ。融雪期を過ぎているため水量は少なさそうだが、全体的に浅く、透明度は高かった。

浅く清らかな水を湛えた弥陀ケ池
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弥陀ケ池の後ろは座禅山
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コイツはサンショウウオでは?
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 弥陀ケ池からはさらに二つのルートがあり、五色沼まで下り約35分、国道沿いの菅沼登山口まで下り約1時間50分だという。五色沼はぜひとも見てみたいが、帰りは登りになるし、無理はしないでおく。その代わり、菅沼登山口に向かう湖上の木橋を少し往復した。
 池の向こうに白根山が望まれ、山頂部ほど盛り上がった熔岩円頂丘の様子がよく判る。

弥陀ケ池ごしの白根山
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 先ほどの四差路に戻り、今度は座禅山に登る。登ると言っても比高は僅かであるし、山頂駅への歩行時間もあまり増えない。
 座禅山は標高2,317メートルで、火口がきれいに残っている。火口内部に下る道もあったが、森林限界以下で木々に覆われているので足を運ぶのは止めにした。

座禅山から
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座禅山火口
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 座禅山からは下りが続く。先ほどまでとは打って変わって森の中の道で、木製の土留めが階段状に続いているので歩きやすい。鳥のさえずりがボーっと頭に入ってくる。足は重いがペースは上がったり、コースタイム40分のところを22分で下った。

森の中の小径を下る
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 七色平の近くまで下りてきたところで、地形図にも記載のある「血の池地獄」を経由して、往路のルートに復した。
 血の池地獄はちょっとした水溜りのある湿地帯で、もっとおどろおどろしいところだと思っていたのでガッカリした。叢から掌くらいの大きさはあろうかというでっかいカエルが跳び出してきて、私の前を横切った。

血の池地獄
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往路では意識しなかった不動岩
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 最後は足取りも軽くなり、15:05には山頂駅近くに戻ってきた。下りの標準コースタイムは2時間15分と同じくらいとなったが、弥陀ケ池往復と散策分は浮かした計算だ。
 開けたところから振り返ると、白根山が午後の陽射しで端正に見えた。あそこまで登ってきたと思うと感慨深い。

改めて白根山を仰ぎ見る
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熔岩円頂丘の部分をアップで
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ハクサンフウロが咲いていた
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 離れがたい気持ちを振り払い、下りのロープウェイに乗り込んだ。山麓駅のショップなどを覗き、クルマで走り出したのは15:50。せめて玉原ダムでダムカードを蒐集したかったが、17時には間に合わなさそうなので諦める。

 シメの入浴は沼田市(旧白沢村)の道の駅「白沢」内の「望郷の湯」を選んだ。片品川の河岸段丘のフチに位置し、赤城山などを望める眺望の良い露天風呂がある。15年くらい前に家族旅行で来たことがあり、懐かしかったが、家族連れなどで混雑していて落ち着かなかった。

 道の駅「白沢」を17:40に出発。国道17号に出て、利根川沿いの峡谷を南下した。平野に出た夕暮れの渋川で渋滞に巻き込まれたが、長くは続かず。その先は先ごろ全通した上武道路であるが、速度が乗ってくると信号に引っ掛かるのであまり気持ちよく走れなかった。埼玉県に入り、深谷市内の片側1車線区間でも混雑。
 鴻巣市から吉見町を抜け、あとは国道407号から16号に抜けるいつものルートを取った。23時少し前に帰着したが、一般道5時間は疲れた。

 走行距離は423.1キロ、平均燃費は22.76キロ/リットル(満タン法)であった。
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