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那須火山・茶臼岳にのぼる(後) 峠の茶屋→牛ケ首→那須ロープウェイ山頂駅

旅行日:平成30年7月17日②

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 峠の茶屋は茶臼岳と朝日岳・剣が峰に挟まれた、標高1,720メートルほどの馬の背状の鞍部に位置する。遮るものがないので、西風が強い。
 「峠の茶屋」とはあるが、建っているのは避難小屋で、地形図には峠の名前すら記載されていない。ただ、地形が穏やかで開けているので、休憩を取っているハイカーが多かった。

峠の茶屋
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 避難小屋周辺は荒涼としていて、標高の割りには高山の趣きだが、郭公沢の駐車場から50分ほどの歩きで到達できるという。歩きやすそうな道に見えたし、別の機会にこのルートから朝日岳、三本槍岳に挑んでみたい。

振り返って茶臼岳を仰ぎ見る
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剣が峰、朝日岳を見上げる
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 この辺りにはかつて、硫黄鉱山があったという。旧い地形図には索道の記号も見えるので、それなりの規模を持っていたことを窺わせる。平坦地が広がる地形も、人工的に改変されたものなのかも知れない。
 峠の茶屋からは茶臼岳の西側を通って牛ケ首に抜ける。沿道には「噴火口・噴気口」の地図記号も見えるので、火山らしさを感じられそうだ。

牛ケ首へと通ずる道
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 道中には2ケ所の枯れ沢があり、木橋が架かっていた。沢は那珂川本流の上流部である湯川に合流するようだ。
 茶臼岳の西側は穏やかな山容をしていて、中腹には池塘群も見られる。池に映じる茶臼岳の紅葉の写真を見たことがあるが、あの辺りで撮影するのだろう。

岩が転がる草原地帯
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森の中の池塘群
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 進むうちに蒸気を噴き出す音が聴こえてきた。ほのかだが硫黄の臭いがして、白い岩肌にも黄色く硫黄分がこびりついているのが見える。

蒸気を上げる噴気孔と硫黄で黄色くなった岩
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 峠の茶屋から20分ほどで牛ケ首に到達。牛ケ首は茶臼岳から南方の南月山へ続く尾根上に位置しており、先ほど見えた池塘群を経て沼原湿原や那須湯本へ直接下る登山道も交わる地点である。標高は約1,740メートル。

牛ケ首を遠望。後ろのピークが南月山
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牛ケ首から望む茶臼岳。山頂部が盛り上がっている
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 私たちは東へ針路を取って、茶臼岳の南側を通してロープウェイ山頂駅を目指す。随分疲労の色が見えるでーひらさんだが、「山頂駅30分」の看板に、休まずに行くという。余裕がなくなってきたのかスタスタ進み、写真を撮るために立ち止まる私との差が開いた。

山頂を背景にウラジロダテの白い花
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雄大な風景の中、先を進むでーひらさん
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麓の那須野ケ原は相変わらず雲隠れ
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 麓の景色が雲の中に見えてくると、往路のルートに合流する。開いていたでーひらさんとの距離も埋めたが、勢いよく石を飛び降りた拍子に別の石に脛をぶつけた。
 序盤でも厭だった土留めの段を下るうち、ロープウェイ山頂駅が見えてきた。

山頂駅に戻ってきた
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【今回のコースタイム】
那須ロープウェイ山頂駅10:30→茶臼岳山頂11:00/11:15→峠の茶屋12:00→牛ケ首12:20→山頂駅12:50

 13時発のロープウェイで下山。眺めの良い前方に陣取ることができたが、ガラスに貼られたフィルムのせいで写真はセピア色になってしまった。それでも、深い郭公沢を渡るのはなかなかスリルがあった。
 7合目の山麓駅もまだ涼しい。

山麓駅脇から茶臼岳を仰ぐ
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 下山後は那須町高久(乙)にある「レストラン蒸氣汽関車」で昼食。「那須に行くのなら…」と、でーひらさんから強い希望のあったところだ。
 大きな蒸気機関車の模型が料理を運んできて来るというスタイルの店で、そういえば子供の頃に旅行案内か何かで見た記憶がある。まさか鉄板焼きの店だとは思わなかった。

レストラン蒸氣汽関車
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列車が料理を運んでくる
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※ビールはノンアルコールです
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 食後は温泉へ。湯本の近くにあるホテルの大浴場を訪れた。温泉街からはやや離れているが、白濁した湯であった。
 ぶつけた脛は思いがけず出血した痕があり、温泉で治るだろうという安易な考えだったのだが、入浴後に成分表を眺めていると禁忌症の中に「出血を伴う傷」とあった。なんだか痛くなってきた気がする(※)。

※これを書いている1週間後の時点まで異常はなく、完治に向かっています。痣にならず、筋肉痛も回避できました

 温泉の次はソフトクリームということで、南ケ丘牧場へ。写真を撮っているうちに融け出した。暑さのせいもあるのだろうが、添加物が少ないのだろう。濃厚で美味しかった。

あっという間に融け出すソフトクリーム
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ロバとウマ
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 少し散策して、那須を後にする。まだ16時なので、行けるところまでは下道で行こう。
 県道を経由して蒲須坂で国道4号に合流。夕方に向かっているのに南下するほど気温は上昇し、矢板市内で休憩したときにはびっくりするほどの猛暑だった。
 宇都宮からは快適な新4号バイパスを走り、結局埼玉県まで行ってしまった。春日部のイオンで夕食。
 最後はビアードパパでシュークリームを買って食べた。でーひらさんが茶臼岳を見て、「ビアードパパっぽい!」と言ったからだが、現物を前にするとそれ程でもなかった。

「えっ、撮らないの?」と言われたので…
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 岩槻ICから東北道を使ったが、安行か新郷から直接首都高に入れば良かった。
 わざわざでーひらさんの家の前まで送りに行き、小松川入口から用賀出口まで首都高を利用。湾岸線よりも距離が短いのだが、竹橋JCTと三宅坂JCTの工事と大橋JCTの合流で渋滞しており、むしろ時間がかかってしまった。とどめは国道246号下鶴間トンネルで工事通行止め。

 走行距離は551.8キロ、平均燃費は21.44キロ/リットル(満タン法)であった。
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