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西興部村→サンルダム→雄武→紋別 (雨降り・夏の北海道2018・5)

旅行日:平成30年7月2~5日⑤

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 夏の北海道旅行、第二日目。
 オホーツク管内滝上町から道道61号、137号を走り、標高310メートルの札久留峠を越え、西興部村に入った。

 「シカ牧場」の看板を見掛け、脇道に折れる。人気のない施設は背の高い柵に囲まれ、20頭ほどのエゾシカが放牧されていた。
 私の気配を察したのか、さっそく立派な角を生やしたオスと仔鹿が寄ってきた。エゾシカは内地のニホンジカよりも大きいので、結構迫力がある。
 自動販売機で売っているエサをよこせと言っているようだが、彼らは近すぎて被写体にはならない。

草を食むエゾシカ
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角が立派なオス
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シカはお尻の部分の毛が白い
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 さらに瀬戸牛峠を越えると、眼下に西興部村の中心集落が見えてきた。明るい黄色の建物が多く、ちょっと異様だ。黄色いのは公共施設や村営住宅のようなので、村おこしの一環なのだろう。

西興部村の中心集落である西興部
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 今度は国道239号を西へ。国道は旧名寄線に沿っていて、旧上興部駅に寄る。きのう以来廃駅にばかり足を印している。天気の悪いときにはこれが大きなウエイトを占めてしまうのは仕方がない。
 ここも駅舎が資料館になっており、かつてのホームにはディーゼルカーが1台保存されていた。

木造の旧駅舎を利用した上興部鉄道資料館
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ホームと保存車輛
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 天北峠を越えれば天塩国で、上川管内下川町に入る。14時近くになったので、街中のセイコーマートで昼食にする。大きなバイクを停めたライダーが、手持ち無沙汰といった感じで軒下で話している。

 下川町からは道道60号を北へ向かう。できれば浜頓別まで走って以前の走行ルートに繋げたいが、下川町から浜頓別町までは約140キロ(仁宇布、歌登、中頓別経由)もある。さらに浜頓別から紋別へは約120キロあるし、オホーツク海沿いだから天気の良い日に走りたい。だから今回の最北到達地点は雄武か幌内(雄武町)で妥協することにした。
 
 街の北側にはサンルダムを建設している。本体工事はほぼ完成し、6月29日から試験湛水を始めたばかりだった。一旦満水まで貯め、来年の春から本格稼働させるそうだ。
 管理施設では30日に配布が始まったばかりのダムカード(表記はまだ「建設中」)をもらえた。

完成間近のサンルダム
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ダム湖への湛水が始まっていた
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 ダム建設によって付け替えられた高規格な道路を走る。珊瑠大橋からはいずれダム湖の「しもかわ珊瑠湖」に浸かるであろう一帯が見渡せた。下を流れるのは、河原がなくて河道の両側にびっしりと河畔林の茂った北海道らしい川だ。

霧の迫る珊瑠大橋
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将来のダム湖を見下ろす
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 サンル川の上流にはかつて、金・銀を採掘する珊瑠鉱山があったという。しかし、昭和の終わりには閉山となった。宏大な放牧場のサンル牧場があるが、居住者はいないようだ。
 幌内越峠を越えると雄武町に入る。無人地帯を下っていくと幌内川の河口で国道238号に突き当たる。
 国道238号は「オホーツク国道」の愛称の通り、網走市から稚内市までオホーツク海沿いに諸都市を結ぶ。

 ぼんやりと霞む海を見ながら国道を南下し、道の駅「おうむ」でクルマを降りると寒い。クルマに路温計がついていないのではっきりは分からないが、15度を下回っているのではないだろうか。
 道の駅には「スカイキャビン」という展望施設があるが、窓は雨粒がついていて視界は良くなかった。この場所は興浜南線の終着雄武駅の跡だという。興浜線は興部と浜頓別を結ぶ計画だったが、南線・北線の中間にあたる雄武・北見枝幸間が開通しないまま廃線になった。

展望施設のある道の駅「おうむ」
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オホーツク海に面した雄武の街
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 雄武の南ではオホーツク海に突き出した日の出岬に立つ。ホテルなどもあって朝陽が美しいのだろうが、寒いばかりであった。

日の出岬
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 次の街は興部。おこっぺ牛乳で知られるので、ソフトクリームでも食べたい。直営店は火曜定休のため、道の駅「おこっぺ」に寄った。しかし、店は既に閉まっていた。
 この道の駅も興部駅の跡に位置する。名寄線と興浜南線の分岐駅であったので構内は広く、公園として整備されている。

 紋別までは残り20キロ強。沙留と渚滑の間には海沿いに一直線に道が延びる区間があり、壮観であった。渚滑でバイパスではなく旧道を選べば、そのまま紋別の街に入り、17時過ぎにはホテルに着いた。
 18時時点の紋別の気温は11.8度。あまりにも寒いので、ラーメンを食べに行った。紋別のラーメンには定型がないらしく、各店の個性が強いようだ。私が食べた豚骨醤油のラーメンは背脂が多く、最後まで熱いままだった。なんとも寒冷地らしいラーメンだった。

紋別で食べたラーメン
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 第2日目の走行距離は311.6キロであった。

次の記事 鴻之舞金山跡と旧上藻別駅逓
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