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北見市→遠軽→滝上→ (雨降り・夏の北海道2018・4)

旅行日:平成30年7月2~5日④

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 夏の北海道旅行、第二日目。北見市で朝を迎えた。
 カーテンの隙間から覗くと、どうやら雨が降っているようだ。テレビを点けると、空知・留萌管内などの降り方が激しく、石北峠は通行止めになっていることを報らせている。

 朝食を済ませ、8時過ぎに出発。国道39号は流れているが、水飛沫を跳ね上げるクルマで視界は良くない。
 留辺蘂まで来ると、電光掲示板が石北峠の通行止めは解除の見通しが立たないことを伝えている。きょうの予定は石北峠を越えて上川町に到り、あとはひたすら内陸部を北上することになっていたので、ご破算だ。

留辺蘂附近にて
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国道39号(石北峠方面)、242号(遠軽方面)分岐点にて
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 国道を外れて田園地帯に出ると、山襞には靄がまとわりついている。降雨は小康状態となったので、幽邃な眺めだ。旭川ゆきの特急バスが一旦石北峠方面に向かい、引き返してきた。温根湯に停留所に客を拾いに行き、遠軽へ迂回するようだ。ルートを外れる層雲峡はどうするのだろうか。

旧留辺蘂町大富の農業景観
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 私もひとまず遠軽に向かう。増水して茶色く濁った無加川を渡り、金華峠を越える。遠軽では駅に寄り、やつるぎ君に頼まれていた入場券を買う。石北線の特急列車も運休していて、窓口には橋梁に立ち木が引っ掛かっている画像が貼ってあった。訊ねると、安足間(上川管内愛別町)の辺りの様子とのこと。

 遠軽からは道道137号でいくつも低い峠を越えながら、滝上町を目指す。この間55キロもあるのだが、集落の少ない寂しいルートだった。

遠軽町千代田。40キロ規制が終わり、速度を上げられる場所(という図)
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雨の上原峠
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靄のまとわりつく日本的な雨の風景
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 川沿いの平地に下りてくると、牧草地が広がる。道沿いに点在していたはずの家や牧場の建物は朽ちたものが多く、人の気配はしない。耕作は行われているようなので、農業の集約化が進み、主はいくらかでも住みやすい場所に移ったのだろう。

紋別市の上渚滑町中立牛にて朽ちゆく牧場
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 滝上町濁川にて国道273号に合流。地名のとおり渚滑川は濁流と化していた。濁川から滝上にかけては谷を刻んだ滝上峡谷を形成しており、なかなか迫力がある。

滝上峡谷
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滝上町元町。水力発電所の排水も混じり、大迫力
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 国道273号は上川町に通じている。本当は反対側から来るはずだったので、これで予定ルートに復帰した恰好だ。
 何かをくわえて歩くキタキツネを横目に道を折れ、段丘上の栄町に赴けば、廃止になった渚滑線の終着・北見滝ノ上駅の駅舎が残っている。手前は広場になっており、背後の山裾との間隔が狭いので、セットバックを行ったのだろう。

赤い屋根の旧北見滝ノ上駅
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内部は資料館になっていて、切符売り場の窓口が残る
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 渚滑線は紋別の2つ隣りの渚滑で名寄線から分岐し、渚滑川に沿って北見滝ノ上に到る路線であった。この駅からは森林鉄道が接続し、滝上は木材の集積地として栄えたようだ。今も貯木場が点在している。

稼働している様子の製材所?鉄道に木材を積む施設が残る
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 線路を追っていくと、渚滑川本流に虹の橋という珍しい二重構造の歩行者専用橋が架かっている。渚滑線を忘れないためにふるさと創生基金で架けたというが、鉄道の面影はまったく失われてしまっている。
 滝上町といえばシバザクラが有名で、その名所の滝上公園が山の上の方に見えた。

橋脚からすっかり架け替えられた虹の橋
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 滝上からは渚滑川支流のサクルー川を遡る道道61号に針路を取る。牧草地の広がる川沿いは「札久留」という地名なので、アイヌ語にそういう漢字をあてたのだろうが、河川名にまでは及んでいないようだ。

次の記事 西興部村→サンルダム→雄武→紋別
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