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【八ケ岳】北横岳にのぼる(前) プラス八ケ岳高原大橋・東沢大橋の新緑

旅行日:平成30年6月22日①

 梅雨ではあるが、12日に続いて天候に恵まれた。今回は山に登ることにして、一昨年の秋に諦めた八ケ岳の北横岳を目指した。

 5時半出発で、相模湖ICから中央道を西へ。先週よりもずっとすっきりと晴れている。富士山も雲の上に頭を出しているのが見えた。雪はだいぶ少なくなっている。
 須玉ICを8時前に流出すると渋滞。八ケ岳高原大橋に寄って行くために須玉で出たのだが、最寄りは長坂ICであった。
 広域農道で勘違いを補正して、目当ての橋の上に立った。八ケ岳の火山麓扇状地を深く刻む川俣川に架かる橋であるので、上流下流どちら側も眺望が素晴らしい。

深緑に覆われた川俣川の谷。その上には聳える南八ケ岳
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雲の上に富士山
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赤岳(右手前)と阿弥陀岳(左後ろ)
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編笠山(左手前)と権現岳(右後ろ)
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 清里を回り、標高を稼いで東沢大橋にも寄る。昨年からの橋の補修工事は続いているが、眺望には大きな影響はない。
 先ほどの川俣川が上流で東西二つの沢に分かれていて、この橋は東沢の方に架かっている。

東沢大橋
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橋上から望む新緑の赤岳
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 さっさと山に向かったの方がいいのに、寄り道をしてしまった。
 八ケ岳の西麓をぐるりと回り込み、北八ケ岳ロープウェイの山麓駅に着いたのは10時少し前。この場所で標高は約1,760メートルに達しており、既に涼しい。

八ケ岳エコーライン沿いから。北アルプスが見えてきた
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北八ケ岳ロープウェイの山麓駅
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 荷物を整理したり、登山靴に履き替えたりするうちに10時発の便を逃してしまう。その代わり、10:20発の列に一番乗りできた。もっとも眺望の良さそうなハコの麓側に陣取り、景色が下に下に広がってゆくのを眺めた。
 約7分で標高約2,230メートルの山頂駅に到着。さすがに風が冷たい。そして、陽射しが強い。

ロープウェイ上昇中
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10:30 山頂駅をスタート
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 山頂駅の周辺は「坪庭」と名付けられた熔岩台地が広がり、軽装でも一巡できる散策コースが整備されている。この熔岩は約800年前に噴火した北横岳に由来するもので、収縮して隙間だらけになった岩場が広がる荒涼とした光景をしている。
 熔岩の間にはハイマツがちょぼちょぼと生えているが、この場所は同緯度帯でハイマツが見られる標高(約2,500メートル)よりも低い。

ゴロゴロとした岩が積み重なったような斜面
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散策路中では最大の登り
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高台から坪庭を望む
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 10分ほどで散策路を外れ、登山道に入る。登山道といっても、初めのうちは同じような溶岩台地上のところを進む。
 正面に崖が見えているが、これが目指す北横岳だ。地形図には「横岳」の註記があるものの、南八ケ岳にはもっと高い横岳(標高2,825メートル)があるため、北八ケ岳のこちらは「北横岳」と通称されている。

これから登る北横岳。左方が坪庭の熔岩を噴出した火口
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北横岳の真下まで来た。帯状の新緑が美しい
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 北横岳南面の崖が近づいてくると、一旦下りになって沢を渡る。木橋が渡してあるが、下に流れはなかった。
 この沢を等高線で追っていくと、大岳の東で大岳川が始まり、佐久穂町で千曲川に合する。

10:53 涸沢を渡るIMG_2291_20180626042417c3f.jpg

涸沢を越えると本格的な登りに
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 崖に対して登山道は九十九折で挑む。岩がゴツゴツしていて足元は悪い。この斜面は針葉樹林帯となっていて、坪庭のハイマツ帯と植生が逆転している。暑いので、日陰になるのはありがたい。
 樹林が切れると、坪庭が一望できた。気持ちが良いところなので、岩の上で小休止。

瑞々しい新緑の木
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坪庭を挟んで雨池山を望む
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 九十九折が終わると、道は平坦に近くなった。三ツ岩への登山道が分岐するが、かなり足場が悪そうに見えた。
 木陰には高山植物が小さな花がつけている。コイワカガミやミツバオウレンのようだ。

木の根元に群生するコイワカガミ
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11:21 この日は休業だった北横岳ヒュッテIMG_2305.jpg

 北横岳ヒュッテの脇を過ぎると、山頂までの最後の急な登りにかかる。針葉樹林の濃い森が低木に変わり、見上げさせられる階段の上に眩しい青空が見えてきた。

山頂に向けて最後の登り
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 そして、11:33。北横岳の山頂に辿り着いた。
 全方向の大展望で、まさに息を飲む眺望だ。広場になった山頂には三角点が設置されており、標高は2,472.0メートル。

諏訪盆地東部と中央アルプス・南アルプスを遠望
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蓼科山(右)の背後には連なる北アルプス
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坪庭を一望にし、雨池山・縞枯山を見下ろす
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 北横岳には2つのピークがあ。三角点のあるこちらの南峰を以って、この山の標高は標高2,472メートルとされることが多いが、北峰の標高点は2,480メートルと僅かに高い。
 南北の峰の間隔は約150メートルなので、もちろん北峰にも足を印す。山上の尾根道の両側には背が低い針葉樹とハイマツが混じり、針葉樹の偏った枝ぶりが高嶺に登ってきたことを感じさせる。

北横岳南峰から北峰への尾根道
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次の記事 【八ケ岳】北横岳にのぼる(後) プラス蓼科スカイライン
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