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青春18きっぷでミニトリップ―身延線の旅(後) 身延山久遠寺と本宮浅間大社

旅行日:平成30年3月26日②

前の記事 青春18きっぷでミニトリップ―身延線の旅(前) 桜花、銀嶺、甲府盆地

 青春18きっぷ身延線の旅。身延駅から乗ったバスで終点・身延山停留所に着いた。停留所は門前町の途中にあって、山内までは少し歩くことになる。沿道には土産物屋や旅館が並んでいる。

細い道の両側に店が連なる門前町
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人懐っこかったコーギー犬
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 非常に大きな三門をくぐり、花粉をつけた杉並木を進むと、壁のような石段が現れる。287段あるこの石段は菩提梯と呼ばれ、厳しい修行の地であることを窺わせる。
 石段はいくつかのブロックに分かれながら上へ上へと続いている。一段ずつの高さが結構あり、登るにつれて脚が上がらなくなってくる。

巨大な三門
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「身延山」の扁額をサクラとともに
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壁のように聳える菩提梯
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 菩提梯を登りきると、山の中腹とは思えないほど広々とした平地が開け、久遠寺の伽藍が展開する。伽藍は明治の初めの大火で焼失し、その後で再建された。建立された時期が新しいため、どの建物も巨大だ。

 その間を枝垂桜が彩る。ここは標高約370メートルと高いので、花期は平地よりもだいぶ遅いだろうと期待などしていなかったのだが、満開に近い。
 石段に挑む人の数に較べて山上の参拝者が多いのは、スロープカーというアクセス手段があるためだ。

山上の伽藍
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身延山のシンボルでもある枝垂桜
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大きな本堂(奥、昭和60年再建)と祖師堂(手前、明治14年建立)
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春の陽射しを受けた満開のサクラを絞って撮影
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撮影者で賑わう
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 下りはスロープカーを利用し、谷間に設けられた駐車場へ下った。この辺りには宿坊が寄り集まっている。
 でーひらさんは中学・高校が日蓮宗系の学校だったため、宿泊したことがあるという。景色には見覚えがあったようだが、どこに泊まったのかまでは思い出せなかった模様。

参照記事 南甲斐ドライブつぁ~(身延山,赤沢宿,みたまの湯)
  (でーひらさん、やつるぎ君とクルマで身延山などへ行った時の模様)

 身延山13:52発のバスで身延駅に戻った。バスは14:10発の富士ゆき列車に接続するが、一本遅くして昼食を摂る。
 入ったのは駅前の「ゆたか屋」という店。食事処だが、一劃にカウンターがしつらえられて寿司屋を兼ねていた。枝垂桜シーズンだからなのか、14時過ぎなのに客の入りは良かった。「そろそろいきますか」と瓶ビールを1本開ける。

あまり地のもの感の出なかった天丼と蕎麦の昼食
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 食後は数軒隔てた栄昇堂で「身延まんじゅう」を購入。土産用にいくつか求めたでーひらさんにはオマケがついた。彼は餡子がダメなので、私が頂戴する。

 身延15:07発の列車は空いており、ようやくボックス席に座ることができた。左右の選択肢があり、富士山が見えてくるであろう左側ではなく、今富士川が見える右側に腰掛ける。
 15分ほど走ると内船という駅がある。当初案ではここでも途中下車して温泉に入ることになっていたのだが、直前に月曜日が休館であることが判明した。もし施設前まで気が付かなかったとしたら、向こう3年くらいは追及され続けることになるので、危ないところだった。

車窓の富士川 (井出・十島間)
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 十島の次の稲子で静岡県に入る。南下してきたためか、水を張りつつある田んぼも目につき、車窓をヤマブキの鮮やかな黄色がよぎる。山梨県よりも少しだけ季節を先取りしているようだ。

 沼久保を過ぎると線路は富士川から離れ、峠を越えて富士宮に向かう。と、右手に突然デカデカと富士山が姿を現した。この区間は高低差をカバーするためにS字カーブの線形を採っており、南に向かっているのに北に走る部分がある。
 やがて富士宮市街を見下ろすようになり、その背景に富士山が展開。ダイナミックな景色を見ながらぐんぐん下る。

車窓の富士山と富士宮の街
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 勾配が緩むと、溢れんばかりに水が流れる川を渡り、西富士宮に着いた。ここから先は運転本数が倍以上に増えるので、次の富士宮で下車。

富士宮駅は団体客向けに車付けが備わる
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 駅から少し歩き、富士山本宮浅間神社に参詣。境内のサクラは3分咲き、5分咲きくらいのものが多い。甲府や身延山よりも遅れているのは意外だが、樹の種類が違うのかもしれない。

大鳥居と富士山
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総門
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柔らかな夕陽を浴びたサクラの花
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富士の湧水を湛えた湧玉池
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豊かな流れの神田川
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参照記事 松田観桜2013 & 駿河一ノ宮の浅間大社
  (5年前の春に18きっぷで本宮浅間大社などを訪れた時の記事)

 おやつに富士宮焼きそばを食べるという話しになったのだが、近くのドラッグストアにビールを買いに行く途中で気が変わり、線路沿いのイオンモールへ。店内を見て歩き、結局静岡おでんに落ち着いた。

 富士宮18:00発の列車で富士へ。富士宮・富士間は複線化されており、駅も密に設置されている。なんとか暗くなる前に富士まで行かれたが、居眠りしていた。
 富士からは熱海ゆきで沼津に出て、始発の小金井ゆきに乗り継ぐ。春休みという時季を反映してか、大きな荷物を持った客が多い。18きっぷで長距離移動しているのだろう。
 解散時も一旦一緒に改札を出ねばならないため、20:18着の藤沢で下車。ラーメン屋で夕食にし、18きっぷはそのままでーひらさんに引き渡した。


 なお、よほど悲観的になっているのか、でーひらさんは今年中に彼女ができたら私を東京駅から大宮までグランクラスに乗せてくれるらしい。万が一の時に反故にされたら癪なので、一応ここに書き記しておく。
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