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香川県の西の涯で讃岐うどん (2018冬の四国瀬戸内・列車の旅1)

旅行日:平成30年1月(15~)16~18日①
 平成30年の旅は四国から始めることにした。
 私はこれまでに四国を5回訪れたことがあるが、瀬戸内海に面した北側が空白域のまま残っていた。愛媛県にもまだ一度しか行っていない。
 当初は昨年4月の実施を考えていたのだが、諸般の理由で延期としていた。
 そうした事情のため、大まかな行程は早くから決めており、帰りの航空券も早目に用意できた。ジェットスターのセールで昨年9月のうちに購入したので、座席指定を含めて4,520円で済んだ。
 行程は夜行バス始まりの2泊4日で、現地ではレンタカーを使わずに鉄道利用を主とする。

四国2018冬


 旅の始まりは横浜駅東口バスターミナル。22時発の夜行バスJAMJAMライナーで発つ。
 6,500円で窓側を指定した座席であったが、あろうことか足の延ばせない最前列であった。しかも、深夜の休憩が3度あり、そのたびにドアからの冷気にさらされることになった。
 満席で出発し、休憩は海老名、岡崎、三木の各サービスエリア。何度目かに目を覚ますと岡山市内を走行中で、まだ暗い。定刻より約10分遅れた6:40頃に岡山駅西口着。
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 きょうは岡山から松山まで行く。明日は松山から先に乗るので、みどりの窓口で向井原という小駅までの乗車券を購入する。数分で発券されるも、乗車券の「経由」欄が物足りない感じで、発券してくれた駅員さんも首をかしげていた。この辺りのことは追い追い記す。
 岡山7:10発の瀬戸大橋線の快速「マリンライナー7号」に乗り込む。ラッシュ時で混雑しており、後ろの運転室の前に立った。

快速「マリンライナー」。先頭の2階建て車はグリーン車と指定席車
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 市街地を抜けて児島湾の干拓地に差し掛かると、遠くの山の端から太陽が昇った。朝靄が立ち込めているので、月のように淡い。流れのない用水路には氷が張っていて、思いがけない寒さだ。
 途中駅での乗客の入れ替わりは結構あったが、あまり空かないまま児島を過ぎて瀬戸大橋に差し掛かる。
 ようやく輝きを増した朝陽が瀬戸内海を赤く染めているが、車窓に目を向ける人はほとんどいない。

櫃石島附近から
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 連続するいくつかの橋を渡り切り、四国上陸を果たす。坂出7:50着。8:11発の予讃線観音寺ゆきに乗り換え、瀬戸内海沿いを西に向かう。
 車内は高校生などで混雑していたが、丸亀と多度津で下車してすっきりした。多度津の次の海岸寺の先では、わずかながら海沿いを走る区間がある。
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車窓にぼんやりと見える亀笠島
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 詫間からは一旦内陸部に入り、荘内半島の付け根を突っ切って観音寺8:57着。ここで途中下車しても良かったのだが、讃岐うどんの誘惑に負け、2分接続の伊予西条ゆきでもう少し進む。
 観音寺市は香川県西端の市であるので、間もなく「讃岐」は終わってしまう。香川県最後の箕浦という小駅で下車。
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車掌車転用の駅舎。国道の向こうはすぐ海
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 目当ての店は箕浦駅前にあるという「上戸うどん店」。超極太麺の“西端手打ち”がウリらしい。宇多津から箕浦までの間(坂出では途中下車不可)で、駅から徒歩圏内に位置し、朝からやっている店となると結構絞られるのだが、こんな個性が光る店があるのは嬉しい。
 駅舎を出ると本当に真横に店があったのだが、どうも人気がない。正面に回り込むと、入り口に「臨時休業」の札が掛かっていた。
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 鈍行しか停まらない小駅に降りてしまったので、次の下り列車は1時間半以上も後である。とにかく何か食べたいので、せめてコンビニでもないかと地図アプリに一縷の望みを託すと、松山方面に800メートルほどの距離に別のうどん屋があるのを発見した。しかも、朝8時半から営業している。
 喜び勇んで海沿いの国道を歩いていくと、思いの外大きな店が現れた。「武蔵」という名の店で、きょうの私には関係ないが駐車場も広い。国道を往くトラックドライバー御用達といった雰囲気だ。
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 香川県のうどん店にはいくつかの註文方式があるようだが、この店はセルフ方式だった。
 ぶっかけ(中)を受け取り、天ぷらを二つ取ってレジへ進むとなんと420円。思いがけぬ安さに何かの間違いかと思ったが、毎月6・16・26日は「武蔵の日」ということで、かけ・ぶっかけ・釜ぶっかけが安いそうだ。私が註文したぶっかけ(中)は310円から200円になっていた。
 肝腎のうどんは1玉で280グラムというボリュームで、2玉の中サイズはかなりの量となった。来てよかった。
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巨大なイカゲソの天ぷらとかき揚げを添えても420円
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 朝食を終えても次の列車までまだまだ時間があるので、海沿いをブラブラ。ここはそれほど寒くない。
 箕浦港は小さな防波堤に囲まれてた漁港で、集落もこじんまりとしている。防波堤の先まで歩いて瀬戸内海を見渡す。港外も波はいたって穏やかだ。この辺りは島の少ない海域のようではあるが、靄にかすむ沖合には島影も見えない。

小舟が舫われた箕浦港
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香川県と愛媛県の県境をなす余木崎
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四国山地は靄で朝の陽射しがぼんやり
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 時刻がきて、箕浦10:47発の伊予西条ゆきに乗る。2両連結だが、後ろの車は回送扱い。JR四国はワンマン運転をする際、先頭の車輛しか開放していないそうだ。それでも空いていて、6つのうち1つだけあいていたボックス席に座る。トンネルをくぐればもう愛媛県だ。
 東予には城下町の川之江や製紙業の伊予三島、別子銅山の新居浜など個性的な都市が並ぶが、今回はスルーして終点の伊予西条まで行く。11:42着。
 伊予西条は高松と松山の中間に位置し、鉄道の要衝である。それでも駅の規模は本州の幹線に較べると小さくて、3本の列車が揃うと所狭しという感じであった。
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 改札口で途中下車印を所望すると、「イヨ西条」と捺された。
 次回は西条の街を散策する。

次の記事 西条―うちぬきと西条陣屋跡、鉄道歴史パークin SAIJO
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