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新緑の八ケ岳へ(後) 麦草峠と高見石と白駒池,ぶどう峠越え

旅行日:平成29年6月16日②
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 八ケ岳山麓から麦草峠に挑む。峠の標高は2,120メートルあり,国道で2番目に高い。
 途中で写真を撮っているうちにバスに追い抜かれてしまい,峠までその後をひたすらゆっくり走る破目になってしまった。

峠路の途中にある展望台から
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オオシラビソの森の先に縞枯山を望む
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 峠を越えて少し下ったところにある駐車場にクルマを停め,少し歩く。やっていることが昨年の秋と同じなのは気にかかるが,これで残雪期・新緑期・紅葉期に来たことになる。
 ひとまずは白駒池には行かず,山道を丸山(標高2,330メートル)近くまで登ってみる。足元はスニーカー,地図はスマホの地理院地図なので,あまり褒められた恰好ではない。比高は180メートルほどであるが,結構登り甲斐があった。

丸山のすぐ下に造られた高見石小屋
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 山小屋の脇には大きな岩が積み重なっている。これが小屋の名前の由来になっている高見石だ。もともとは巨大な一つの岩だったのだろうが,節理に入り込んだ水が凍ることで少しずつ割れたのだろう。
 足場は悪くて登りづらいが,赤い丸が登り易いルートを示している。白っぽい色の岩なので,陽を受けた岩肌はちょっと熱くなっていた。

岩塊累々の高見石
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直線的に切断された岩。後ろは八ケ岳中山
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 高見石の名のごとく,てっぺんからの佐久方面の広い眺望は爽快であった。ただ,2,300メートルを超える標高なので新緑にはまだ早かったようだ。

白駒池と佐久盆地を見下ろす
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茶臼岳などの北八ケ岳
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岩場に咲くのはミツバオウレン?
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 下りは別ルートを採り,白駒池の畔に下りてきた。この池は熔岩流の間に生じた窪地に水が溜まったもので,標高2,000メートル以上に位置する湖沼としては国内最大の大きさだという。

白駒池の畔
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コケの森に木漏れ日が降りた
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 松原湖へと下る途中には浅間山を望むドライブインがある。きょうはやや雲が多い。

ドライブインの裏手から
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レンゲツツジが咲いていた
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 松原湖から小海に出て,南相木村の南相木ダムに寄る。このダムでは御巣鷹山を挟んだ群馬県上野村の上野ダムと連携し,揚水発電を行っている。南相木ダムには神流川(利根川水系)の水を溜め,中央分水嶺を挟んだ壮大な発電を行っている。だが,水利権の関係で下流に流せるのは南相木川(信濃川水系)の水だけとなっており,ダム湖上流から下流に地下水路が通じている。南相木川としては谷を貸している恰好だ。

洪水吐が迫り出したロックフィル式の南相木ダム
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ダム湖より上流の河川水を下流に放流している
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 滝見の湯まで戻ってダムカードをもらい,大鰭トンネルで北相木村へショートカット。ぶどう峠を越えて群馬県に入る。峠の標高は1,510メートルで,東側の方が急峻であった。これは碓氷峠や内山峠,十石峠にも言える。
 道はやや狭かったが,対向車はほとんどなかった。

ぶどう峠長野県側の眺望
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長野県から群馬県へ
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 上野ダムにも寄って,浜平鉱泉(施設は温泉を名乗っている)でダムカードをゲット。ここで入浴したい気持ちもあったのだが,明るいうちに山を抜けてしまいたいので止めにする。
 国道299号に出て,神流町の万場から県道71号で土坂峠を越えれば秩父市(旧吉田町)だ。吉田川に沿って下っていくと,皆野で荒川に合流する。ちょうどこの辺りで暗くなった。

 温泉の方はいくつかの候補があった中で,梵の湯という施設を選んだ。荒川のすぐ近く,皆野秩父バイパスの新皆野橋の脇に立地している。
 入浴料は19時以降だと100円引きとなり,670円也。
 湯は私の好きなアルカリ性で,ちょっとぬめりを感じた。かつてのカテゴライズであれば重曹泉に分類されるところであるが,現在は[ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物泉]に区分される。個人的には,同じものでも「炭酸水素ナトリウム」というより「重曹」といった方が,ありがたみがあるような感じを受ける。
 露天風呂は荒川に臨むが,この時間は真っ暗であった。時折,対岸を通る秩父鉄道の列車の音が聴こえてくる。空いていたので,広い施設を独り占めしているような贅沢さを味わえた。

梵の湯 (ちょっと露出アンダー気味)
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 20時半頃に皆野を発ち,冷たいコーヒーを飲みながら一気に家を目指した。
 国道299号で飯能まで1時間,入間市の小谷田から国道16号で橋本五差路までさらに1時間。家まではトータル2時間半ほどであった。
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