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天都山と涛沸湖と小清水原生花園 (2017夏の北海道旅行10)

旅行日:平成29年7月3~6日⑩

最初の記事 【南千歳→釧路】特急「スーパーおおぞら5号」
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 夏の北海道旅行,最終日の朝を迎えた。きょうも曇っている。今回は本当に天候に恵まれない。
 朝食を済ませ,8時半頃にホテルを出発。レンタカーの返却は12時半なので,持ち時間は4時間となる。まずはクルマで天都山に登ってみる。天都山はいわば網走の街の裏山で,電波塔が林立している。ここにはオホーツク流氷館という施設があって,一年を通して流氷が見られるという。私たちはそこには入らず,最上階の展望台に上がった。展望台やレストランだけの利用ならば無料とのこと。
 
網走の町と知床半島
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根網の国境に位置する海別岳(左)から斜里岳(右)までを見はるかす
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涛沸湖と海別岳
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西側には網走湖(手前)と能取湖(奥)
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ガラス越しだが網走刑務所も見えた
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 これから向かうのはオホーツク海に面した小清水原生花園。海沿いの道を往復しても単純で面白くないので,小清水町まではやや内陸の道を選んで走ってゆく。
 丘陵地を刻んでいくつかの川が流れ,その中を北海道らしい直線道路が延びる。広々とした農地の後ろにはたおやかに裾を広げた斜里岳。できれば残雪が輝く姿を見たかった。

「感動の径」と称される鱒浦農免道路から
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北海道らしい農地を一直線に貫く道(斜網広域農道)
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 道道467号に折れ,平和橋で涛沸湖奥部の窄まった部分を渡る。湖畔を進むと,交通量の多い道と鉄道線路が見えてくる。湖とオホーツク海を隔てる砂洲を通る国道244号とJR釧網線だ。

涛沸湖の水面に斜里岳が映る
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湖畔のヨシ原
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 流れに乗って国道を走り,小清水原生花園に入る。さすがは有名な観光地で,広い駐車場はかなり埋まっていた。道外ナンバーやレンタカーばかりなのは道内の観光地の特徴だ。
 7月上旬の今は花の盛りで,凹凸のある砂丘を彩っている。「原生」という言葉からはありのままの自然を想像するが,元々は放牧するウマが食べる植物が淘汰され,好んで食べない植物が大きく育った結果だという。現在も国道の内陸側ではウマが放牧され,植生の維持に一役買っている。
 曇っているものの,時折陽が射して花々が色鮮やかさを増す。

原生花園を彩る花々
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赤いハマナス
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黄色いエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)
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オレンジ色のエゾスカシユリ
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エゾスカシユリの群生地
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 間もなく釧網線の列車がやって来る。釧路ゆきの快速「しれとこ」で,昨日私たちが乗ってきた列車が知床斜里で交換したヤツだ。
 原生花園らしい花の風景と絡めて撮影したかったので,少し線路から離れてスタンバイ。「分かっている人」は他にも何人かいた。踏切が鳴り出すと,一般の方々も集まってきた。
 1両きりの列車は流氷のラッピング車輌だった。土産物屋の建物が入らないところでシャッターを切った。

エゾスカシユリを前景に釧網線列車を撮影
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狭いホームに観光客がどっと降りてきた
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 クルマに戻り,国道を網走市街方面へ。ウマが放牧されている様子は見られなかったが,こちらはノハナショウブが点々と咲いていた。

涛沸湖,内陸側の眺め
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 涛沸湖とオホーツク海を結ぶ短い浦士別川を渡ったところに釧網線の北浜駅がある。オホーツク海に臨む小駅で,喫茶店になっている小さな駅舎が好ましい。
 今回の旅にあたってやつるぎ君に訪れたいところを訊ねたところ,唯一挙げてくれたのがこの北浜駅であった。唯一無二の希望とあらば寄らない訳にはいかない。あとで責任問題に発展する。
 駅舎に隣接してちょっとした展望台があり,海辺に敷設された線路が延びる。真冬には流氷が寄せるはずだ。

小ぶりな北浜駅駅舎
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ホームの展望台から線路とオホーツク海を望む
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 まだ少し時間に余裕があるので,涛沸湖水鳥湿原センターへ。湖に臨む真新しい施設で,涛沸湖に関する展示が充実している。望遠鏡も備え付けられており,水辺の鳥たちを観察できる。もっとも,いたのはアオサギやカモ,カラスなどであった。

斜里岳は霞んできた
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浅瀬にアオサギが憩う
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 市街に入り,セイコーマートで若干の買い出し。これから新千歳空港まで6時間あまりの列車旅になる。
 それから給油を済ませる。丸一日で走行距離は310.6キロ。給油量は9.58リットルだったので,平均燃費は32.42キロ/リットルとなった。ハイブリッド車だが,やつるぎ君がやたらとベタ踏みしたのでまぁこんなものだろう。

今回のレンタカー
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 12時頃にレンタカーを返却し,網走駅から列車に乗る。

次の記事 【網走→南千歳】特急「大雪4号」,「ライラック34号」,「北斗22号」
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