Entries

魚沼会津1泊ドライブ(1) 奥只見の奥は通行止め

旅行日:平成29年6月21・22日①
 大学時代の同級生との旅をまた企画した。

 新潟県の小出から尾瀬の北側を通って福島県の檜枝岐村に抜ける国道352号という道があって,酷道として知られている。この辺りは山深く,日本有数の豪雪地帯でもあり,県境附近の区間は冬季閉鎖が長く,実に1年のうち半分以上がで通れない。
 ここを通ってみたいという話は学生時代からあったのだが,開放期間にも土砂崩れなどで通行止めになることが多く,なかなか実施できずにいた。

 それを今回ようやく行ってみようという話だ。
 例年だと冬季閉鎖は6月中下旬に解除されるということなので,6月下旬に日程を決めた。冬季閉鎖が解除された直後が道路が一番穏やかだからだ。
 旅立ちが近づき,毎日国道管理事務所などのホームページを確認していた。が,ついに解除されないままこの日を迎えてしまった。


 6月21日。東京駅ではなと待ち合わせ,7:00発の「Maxとき303号」に乗車。関東地方は午後から荒れるという天気予報で,小雨が降っている。
 列車は大宮を発車すると越後湯沢までノンストップ。あっという間に関東地方を脱し,8:24着の浦佐で下車。

 浦佐駅はやたらと大きな駅で,構内はガランとしていた。下車客は僅か10人ほど。この辺りの主要都市である六日町(南魚沼市)と小出(魚沼市)の間に新幹線駅を造ったらどっちつかずになった,という感じがする。

浦佐駅から見える越後駒ケ岳(左)と八海山(右)
IMG_6108.jpg

 坊さんがクルマで迎えに来てくれていて,2月の沖縄県旅行ぶりの再会。
 早速,彼の新車で奥只見ダムを目指して出発する。通り抜けは不可でも,奥只見ダムまでは行ってみたい。

 小出から国道352号に入り,湯之谷温泉からは奥只見シルバーラインを利用する。湯之谷と銀山平の間には標高1,065メートルの枝折峠があり,こちらも冬季閉鎖が長い。シルバーラインの方が規格が良いので,バイパスの役割を担っている。
 奥只見シルバーラインは奥只見ダムの建設道路として整備され,全長約22キロのうち約18キロをトンネルが占める。無骨な感じがするトンネル内は雨なので漏水がひどかったし,舗装が悪くてやたらと揺れた。

津久ノ岐トンネル附近から越後駒ケ岳
IMG_6120.jpg

ナトリウム灯が妖しげな雰囲気を作るシルバーライン
IMG_6112_201706231459254e1.jpg

 長大なトンネル群を抜けると,巨大な発電所が現われ,奥只見ダムが見えてきた。ここまでは6年前に来たことがある。
 奥只見ダムは昭和35年(1960)の完成。堤高は157メートルあり,日本で5番目の高さだが,重力式コンクリートダムでは最も高い。総貯水量6億100万立方メートル(第2位),湛水面積1,150ヘクタール(第4位)も莫大で,日本を代表するダムの一つである。
 ダムが堰き止めている只見川は尾瀬沼を水源とし,福島県と新潟県の県境をなして流れてくる。奥只見ダムより下流では完全に福島県に入るが,阿賀川と合流して阿賀野川として新潟県に戻ってくる。

巨大な奥只見ダム
IMG_6117.jpg

深い谷を刻む只見川。対岸は福島県
IMG_6116.jpg

 国道が冬季閉鎖中なのは,奥只見湖畔の銀山平船着場と尾瀬口船着場の間。クルマで行くことはできないが,船を介してバスが連絡しており,尾瀬観光の魚沼ルートの玄関口となっている。内水での国道の船便連絡とは珍しい。
 船で行かれるから,この区間の国道の整備の重要度は低いのだろうか。

 広い駐車場から長い階段を上がり,ダムを見下ろす奥只見電力館へ。J-POWER(旧電源開発)の施設で,ダムカードをもらう。
 施設を見学して表に出ると,雨が強まり,時折突風が吹きすさぶ。傘も差せない。
 屋根のあるところまで走り,100円のスロープカーで下った。以前に来た時とは搬器が替わっていた。

スロープカー
IMG_6118_20170623145924ef2.jpg

 来た道を引き返し,小出へ。
 新潟県内でしか購入できないサッポロビールの「風味爽快ニシテ」を購入するため,スーパーに寄る。坊さんの勧めで,はなと私は早速1缶開けてしまう。

小出のスーパーにて
IMG_6121.jpg

※国道352号の湯之谷温泉駒の湯入口と銀山平の間(枝折峠)の冬季閉鎖は6月23日16時をもって解除された。銀山平船着場と尾瀬口船着場の間は不通のまま (6月25日現在)

次の記事 魚沼会津1泊ドライブ(2) ほろ酔いで越える六十里越
関連記事
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://sagaminomen.blog.fc2.com/tb.php/602-f9fd475e

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

さがみぃ

Author:さがみぃ
相州生まれの相州育ちです。
このブログと筆者については,水先案内からご覧いただけます。

トップページ

【PC推奨】行先別INDEX

アクセスカウンター

(平成24年8月22日設置)

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる