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若葉の伊豆ドライブ(後) 奥石廊崎,石部の棚田,戸田の夕陽

旅行日:平成29年4月28日②
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 伊豆半島南端の石廊崎を過ぎた。静岡県道16号は交通量が少なく,風光明媚なので気に入っている。
 いつも寄る南伊豆町のジオパークビジターセンターではなく,岬寄りのユウスゲ公園にクルマを停めた。階段を上がっていくと,草地が広がった。ここだけはなだらかな地形だが,海面から高さ100メートル以上の崖の上なので,結構怖い。風も強い。
 公園の名前になっているユウスゲ(キスゲ)が咲くのは7~8月頃とのこと。

君掛根(という小島)や三ツ石岬を望む丘の上
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石廊崎を遠望
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強風を反映した低木や草地は色とりどり
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 西海岸に移り,国道を北上していく。南伊豆の西海岸には中木,入間,子浦,落居,居浜といった集落があるが,妻良以外は国・県道から外れていて,訪れづらい。今回も素通りだ。

伊浜集落の上方から。宇留井島や二十六夜山を遠くに見る
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 本日後半の目玉は石部の棚田だ。波勝崎への分岐から2キロ半ほど進み,案内看板に従って右折する。少し走ると広い駐車場があった。
 ここには展望台も用意されていて,水を張った輝く田んぼと駿河湾を望めた。条件が良ければ右手に富士山も見えるらしい。

石部の棚田と駿河湾
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 ここからだと棚田は遥か下方といった感じなので,歩いて散策に出掛ける。石部川に沿って下る道もあるが,農作業用といった狭い道なので,写真を撮りながら走るのには適していない。
 道は二手に分かれ,クルマの通れない石畳の道を下っていく。

上部は畑になっていた
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一枚一枚がいびつで小さな田んぼ
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 水路から引かれた水は高い田んぼに注ぎこまれ,さらに下へ下へと小さな田んぼを潤していく。なぜだか私はシャンパンタワーを思い出した。
 辺りにはカエルの鳴く声が満ちていて,立ち止まった私が水の中を覗きこむと大人しくなった。きょうは晴れているし,彼らはなかなか姿を見せてくれない。オタマジャクシは無数に泳いでいた。

逆光に輝く水面と竹林
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海まで幾重にも続きそうな輪田
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 山沿いの一劃にはヤギが飼われていた。農家の方が仔ヤギを2匹連れて歩いていたから,除草要員なのかも知れない。
 ヘビも出た。改めて見ると本能的に嫌悪感を感じる動きをする。アシモトの草叢にも潜んでいそうな気がして,気持ちが委縮する。

カメラを構えるとソッポを向いてしまった大人のヤギ
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随分下ってきたものだ
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 舗装路に合流したところで,駐車場へと引き返す。いつの間にか標高にして50メートルほど下ってきており,戻るのは大変だった。とにかく陽射しが強く,たまに日陰があるとホッとする。
 すっかり長居してしまい,1時間ほど歩いていたことに気付く。

強い陽射しを受けて
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とにかく新緑が美しかった
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 国道に戻り,曲がりくねった道を下ると,石部川の河口に出る。
 松崎の街でスーパーに寄り,失った水分を補う。もう17時だ。
 仁科,堂ケ島,宇久須,土肥を過ぎると,太陽が海に近づいてきた。

土肥の旅人岬より
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碧の丘にて。新緑の山肌を夕陽が照らす
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 戸田を過ぎる頃に18時を迎え,そろそろ限界だ。名前は気に入らないけど,「出会い岬」に立って日没を眺めよう。

 赤みを増した太陽が下がってくると,駿河湾を隔てた陸地が浮かび上がった。きょうは晴れているが,西海岸を走っている間,遠くの方はぼんやりしていた。
 やがて山の端にかかると円形が欠け始め,18:20頃,山の後ろへと姿を消した。計算上,山は静岡市の文殊岳の辺りだ。
 
駿河湾に輝く道ができた
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戸田港を守る腕のような御浜岬の砂嘴
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陽が沈む
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 余韻を楽しむ間もなく,走り出す。戸田から西浦にかけてはかなり道が狭いため,残照のあるうちに走り抜けてしまいたい。
 だが,森の中はたちまち暗くなり,海沿いは薄明るいという感じになった。沼津方面から帰宅のクルマが多く,バスとも擦れ違う。

大瀬崎と富士山と愛鷹山
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 時間を気にしないので,有料道路を避けて帰る。
 沼津の渋滞を避けるべく,江浦から韮山に抜け,無料の伊豆縦貫道で三島市街もパスする。
 三島塚原ICから箱根峠を越える。箱根新道を下って小田原市街を抜け,西湘バイパスへ。西湘二宮ICから入ったが,一つ手前の橘ICから乗ったとしても無料だったようだ。
 平塚からは国道129号を北上し,戸沢橋で相模川を渡河。休憩を取った函南町塚本から約2時間だったから,伊豆は近い。
 走行距離は363キロ,給油量は16.74リットルだったので,平均燃費は21.68キロ/リットルであった。
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