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春の南信&東濃ドライブ(2) 伊那谷は花盛り

旅行日:平成29年4月25・26日②
前の記事 春の南信&東濃ドライブ(1) 諏訪湖から萱野高原へ
 長野県箕輪町の萱野高原から山を下り,伊那谷に戻ってきた。
 農道のような道を何の気なしに走っていると,菜の花畑を見つけた。この辺りは六道原といって,天竜川と支流の三峰川が作る河岸段丘に小河川の扇状地が組み合わさって,複雑な地形を作っている。

菜の花畑と仙丈ケ岳
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 高台にサクラの樹が何本か見えたので行ってみると,写真を撮っている人たちが何人かいた。
 サクラが植えられていたのは溜池の堤であった。案内板によると,この溜池は江戸時代末期に高遠藩によって築かれたもので,六道の堤というとのこと。

 地元のおばあさんたちが弁当を持ち寄ってお花見をしていたりと,なんとものどかな場所だった。

堤のサクラは色も種類も様々。木曽駒ケ岳が姿を現した
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散りゆく花びらが水面に広がる
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花びらの海を泳ぐはオオバン?
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 天竜川の右岸に戻り,伊那市の中心部を抜ける。伊那谷では街を繋ぐ国道よりも,高台を通る伊那中部広域農道の方がストレスフリーで走れる。農道というよりも完全に生活道路になってしまっているが…。
 駒ケ岳が車窓の後方に移り,飯島町の道の駅「花の里いいじま」で昼食休憩。

道の駅から遠望する南アルプス(中央が荒川三山,右側が赤石岳)
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鯉幟が真横に泳いでくれた
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 中川村の大草城址公園がサクラの名所らしいので,天竜川の左岸に行ってみる。この辺りは河岸段丘が二段になっていて,標高差も200メートルくらいあるから,対岸に渡るのも大変だ。
 大草城址公園は花期の異なるサクラを植え,長いこと花が楽しめるというのが触れ込みだった。駐車場の辺りは葉桜が多かったが,「奥に咲いているのがあります」という看板が立っていたのはご愛嬌。

段丘上から見下ろす蛇行した天竜川
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大草城址公園にて
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 公園の近くには果樹園が広がり,モモの樹が花をつけていた。見通しの良い場所にクルマを停め,見に行く。
 見せるために整備された場所よりも,生業の副産物のようなこういう場所の方が私の性に合っているのかもしれない。

桃畑
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モモの花はサクラよりも華やかな色
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 中川村と南隣りの松川町の間に小渋ダムがあるので,足を印す。小渋川に「ダム放流中」の掲示が出ていたので,期待が高まる。
 ダムへの道すがらはトンネル工事をしていて,ダンプが隊列を組んでやって来る。決して狭い道ではなかったけれど,大型車との擦れ違いには気を遣った。

 ダムの駐車場に入れると,轟音が聴こえてくる。期待通り,2つあるゲートの片方から放流していた。
 小渋ダムはアーチ式で,高さは105メートルもある。堤体の上から覗き込むと流石に足が竦む。虹が架かり,上昇気流に乗って水飛沫が舞う。

小渋ダム放流中!
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堤体上から見下ろす105メートル下
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ダム湖は満水位。周辺の新緑はまだまだ
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 時間も15時半を回ったので,一気に進んでしまおう。
 国道のバイパスで混雑する飯田市内を抜け,阿智村の駒場で国道256号に折れる。長いトンネルで清内路峠を越えると木曽谷だ。
 有名観光地の妻籠宿は行ったことがあるのでパスし,蘭(あららぎ)で国道19号に合流する。緯度も上がって標高も下がったので,谷の下の方は新緑してきた。国道の旧吾妻橋はコンクリート造りのアーチ橋で,銘板には「國道拾九號線」とあった。

吾妻橋から見下ろす蘭川は花崗岩で白っぽい
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 ここまで来れば宿泊地中津川市は間もなくだ。まだ少し明るいので,道の駅賤母(しずも)に寄る。木曽川の河原に下りてみると,白い細かな砂が海辺の砂浜ように広がっていた。花崗岩が粉砕された真砂なのだろうが,中流域の不思議な光景だった。

木曽川の“白い砂浜”
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 道の駅から1キロほど走り,長野県から岐阜県中津川市に入る。
 19時過ぎにはホテルにチェックイン。初日の走行距離は375.7キロであった。
 大浴場に浸かり,早目に就寝。明日はやはり雨の予報だ。

次の記事 春の南信&東濃ドライブ(3) 阿寺渓谷―清流と白い岩が織りなすブルー
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