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冬の伊豆半島ドライブ―天城山隧道,西伊豆夕照の富士山

旅行日:平成29年1月30日
 今年のでーひらさんとの新年企画は伊豆へのドライブと相成りました。
 今回,彼の行きたい場所は①天城峠,②伊豆半島南端部,③堂ケ島クルージングリベンジの3つとのこと。例によって天気が良くなさそうなので,私は気になるスポットがあったら声を掛けよう程度に考えています。

 いつも迎えに来てもらうコンビニが一時閉店中のため,集合はJR海老名駅前。時刻は8時半。
 私は「後に遅れが響くからもうちょい早い方がいい」ということを主張したのですが,容れられることはなく,9時半に足柄SAに朝食を摂るでーひらさん。私は家で食べてきたので,コーヒーブレイクのみ。

 新東名の沼津長泉ICから伊豆縦貫道に抜け,バイパスと有料道路を乗り継いで伊豆市へ。朝までの雨は上がったものの,空はどんより曇っています。晴れ間を見つけて「あそこきれいじゃん」と言われても困ります。

 ややムリヤリな最初のスポットの旧天城湯ヶ島町役場に着いたのは11時過ぎ。出掛ける時は早く出発することが習慣づいているため,まだ9時くらいの感覚です。
 旧役場はラスク工場に転用されています。直売コーナーも設けられ,ガラス越しに製造ラインも眺められるようにしてありました。稼動はしていませんでしたが…。

庁舎建築のラスク工場&直売所
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内部はしっかり工場に姿を変えている
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建物の2階には議場が残っていた
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 江戸時代の下田街道をトレースする国道414号で狩野川を登りつめ,天城越え。旧道の隧道を見に行くということで意見が一致しましたが,北側からのアプローチは工事のため通行止め。一旦,新天城トンネルを抜け,南側から旧道を辿ると,隧道に辿り着くことができました。途中から未舗装になったのにはビックリ。

 石積みの坑門は非常に重厚。重厚でありながら,湧水と雨に濡れた姿は艶めかしくもあります。

天城隧道下田側坑門
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「道隧山城天」と左書きされた銘板と坑門アーチの要石
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ほのかな明かりに照らされる隧道内
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 ベッタベタなでーひらさんが「天城越え」を熱唱しながら天城峠から河津に下り,国道135号へ。下田街道は内陸を通り,河津町下佐ケ野からもう一つ峠を越えていますが,それくらい河津から下田にかけての海辺は地形が急峻です。ハイライトは本根岬手前の大迂回でしょうか。
 その先は名前の通り砂浜の白さが見事な白浜。

本根岬附近にて白浜から爪木崎にかけての海岸線を一望
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遠浅の白い砂浜で海が淡い色を見せる白浜
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 下田の街を過ぎ,県道16号で石廊崎方面へ。私は未踏の田牛(とうじ)からタライ岬にかけてのエリアに興味がありましたが,見事に却下。
 逆に,石廊崎はとても天気が良いときに来たことがあるので,きょうの天気では気乗りしない私。
 「駐車場有料だよ?」
 「結構歩くよ?」
 この二つのワードで彼の却下を引き出すことができます。もっとも,でーひらさんは石廊崎に行きたかったわけではなく,伊豆半島の南端部を走りたかっただけの模様。

 石廊崎を過ぎて西海岸に出ると,非常に荒れ出す海。一方,天気は徐々に良くなってきており,富士山にまとわりついていた雲が取れてきました。

大根展望所より,切り立った岩の連なりに砕ける波
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松崎が近づくと,晴れてきた
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 ところで,本日の天気予報では西の風8~10メートル。とても船など出そうにないので,私は「どうせ欠航だよ」と繰り返し言っていたのですが,彼は人の意見に耳を傾けることなく堂ケ島へ急ぎます。
 むろん結果はお察しの通りでした。

岩陰から波飛沫が吹き込む堂ケ島の海岸
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当然,遊覧船は欠航
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 「絶好のクルーズ日和だね」などと適当なことを言う人は客引きに捕まってもらい,クルマに戻って軽めの食事。
 そして,「疲れたから,戸田まで運転しなさいよ」と言われ,私がハンドルを握ります。これは倦んできた車内の雰囲気を変えるための気遣いでもあったと,でーひらさんの名誉のために言っておきます。

 私が運転をし始めたことにより,天気は一気に恢復へと向かいました。時折木々の隙間や崖の向こうに現われる富士山がどんどん大きくなり,倦んだ空気も吹き飛びます。
 ただ,私への風当たりの強さを物語るかのように,クルマを降りれば立っていられないほどの横風。

土肥の南側より,富士山と断崖
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戸田・御浜岬から
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 戸田の街に入り,新しく出来た道の駅「くるら戸田」の日帰り温泉で入浴。景色があまり見えない露天風呂はちょっと残念でしたが,陽の光を浴びながらの温泉は贅沢な気持ちにさせてくれます。施設も真新しく,入浴料も500円と安めなので,満足しました。

道の駅「来るら戸田」で一浴び
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夕陽に輝く海に御浜岬
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 陽が傾いてきた中を,戸田から井田まで北上。井田には大瀬崎という岬があり,西伊豆の景観に一味を加えています。
 大瀬崎は潮流によって琵琶島まで砂洲が繋がった陸繋島で,その内側には穏やかな湾が形成されています。展望台から見下ろすと,明らかに岬の外側の潮流の方が速い速度で流れているのが判りました。

大瀬崎と富士山
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柔らかな夕照に染まる富士
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 徐々に暮れゆく中,海沿いを進みます。どこかで富士山のシルエットが見られればと話していたものの,適当なところがないままに沼津の街が近づいてしまいました。

 でーひらさんの方は沼津で一泊して明日の用事に備えるそうなので,ホテル近くの駐車場にクルマを収め,沼津駅前で一杯。
 私は沼津20:35発の宇都宮ゆきに乗車。眠いので,小田原まで乗り換えなしで行かれるのはありがたかったです。
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