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真夏の甲信ドライブ―明野ヒマワリ,瑞牆山麓,美ケ原高原

旅行日:平成27年8月5日
 梅雨が明けても私が休みの日は雨や曇りばかり。8月に入ってようやく晴れてくれたので,夏らしい風景を求めて出掛けました。

 6時過ぎに出発し,国道412号経由で相模湖ICから中央道に入ります。
 海老名ICから圏央道を使うよりも40分ほど余計に時間が掛かりますが,圏央道は高額なので,1,000円ほどの節約になります。
 交通量はやや多く,2車線区間では速度が落ちました。
 小仏トンネルを抜けると,甲府盆地とともに南アルプスの山々が展開するところですが,全体的に雲が多く,霞みがちな眺め。盆地を抜け,八ケ岳への登りにかかった韮崎ICで流出。
 よく整備された茅ケ岳広域農道を快走し,最初の目的地である明野のヒマワリこと「サンフラワーフェス」の会場に到着したのは9時でした。

 500円を支払ってクルマを停め,坂道を下っていくと,ヒマワリが満開の区画がありました。
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 ヒマワリ畑は20区画が周辺に点在しており,まだ蕾の畑や,すでに花期を終えた畑もみられました。畑ごとに播種時期をずらすことで,場所を変えて長い期間にわたって花を楽しめるように工夫されているのです。
 いま満開なのは第10番の畑で,背後には甲斐駒ケ岳が聳えます。しかし,山体は雲に隠れ,僅かに見える山頂のあたりも暑熱に霞んで朧げ。
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 ここ,北杜市明野地区(旧明野村)は日照時間が日本一といわれています。ヒマワリはそんな太陽の町にふさわしい花です。
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 近くに養蜂場があるのか,小さなミツバチが飛び回っていました。花の上を熱心に歩き回るので,花粉が落ち,葉は黄色くなっています。
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 青空とともに。
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 私が到着した9時の時点では人はまばらでしたが,10時が近づく頃にはツアーのバスも続々と到着してきました。ヒマワリ畑は畔が狭く,畑の中に入ることもできるので,全景の撮影は早い時間がよさそうです。

 広域農道沿いにはコスモスも咲いていました。背後は八ケ岳です。
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 茅ケ岳広域農道を走り切り,主要地方道23号に合流。釜無川の支流である塩川を遡り,塩川ダムでダムカードを入手。この日は大門ダムも訪れて山梨県内のダムカードはコンプリートとなる予定だったのですが,この後の行程立てに失敗し,大門ダムに寄り損ねました。
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 塩川ダムのみずがき湖には塩川の他,本谷川が流れ込みます。本谷川上流にあるのが増富温泉。ラジウム含有量が非常に多い放射能泉であることで知られます。
 途中,通仙峡という峡谷があり,かつては道が通っていたようですが,落石多発で廃道になっています。分岐部分は廃道のトンネルが口を開けており,現道は右折(直角にカーブ)する線形になっているため,とても目立ちます。

 主要地方道は増富温泉が終点で,上流は林道となります。並行する本谷川の澄明な流れ。
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 低い峠を越えると瑞牆(みずがき)山が近づきます。古い花崗岩からなる山で,峨々とした岩峰群に特徴があります。
 麓に整備されたみずがき山自然公園まで行ってみましたが,山頂附近は雲隠れ。
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 本谷釜瀬林道を塩川上流の黒森に抜け,標高約1,460メートルの信州峠を越えて長野県川上村に入ります。
 現在はメインルートから外れた交通量の少ない峠道ですが,甲府と佐久地方を最短で結ぶことから,武田信玄の時代には戦略的に重要なルートでした。

 峠を越えると風景が一変し,たおやかな斜面にレタスやキャベツが植えられてます。
 高原野菜を輸送するトラックや巨大な農業用車両と擦れ違いながら村の中心部を過ぎ,今度は馬越峠を越えます。
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 南相木村を経て小海で国道141号に合流し,佐久盆地へ。国道142・254号に折れると,右手に浅間山。
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 国道は八幡から先で中仙道をトレースしていて,望月宿,茂田井宿,芦田宿と進みます。もっとも,宿場の辺りはバイパス道路となっているので,宿場町らしさはあまり感じられません。
 芦田で二つの国道が岐かれますが,254号の方に進みます。長久保を回る迂回路があるためか整備が進んでおらず,2車線幅がない区間も残っていました。
 武石から主要地方道62号,県道464号を辿り,美ケ原への登りにかかります。道幅は狭くないものの,ワイディングはかなりのもので,少しだけ見える青空がぐるぐる回ります。
 植生がシラカバやカラマツに変わり,さらに高木がなくなってクマザサが台頭するようになると,美ケ原は間もなく。

 道の駅美ケ原高原美術館に停め,美術館には入らずに牛伏山まで散策。
 美術館の柵づたいの木道は自然豊かとはいえませんが,高山植物が咲いています。この薄紫色の花はハクサンフウロかな。
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 大した登りもなく,標高1,990メートルの牛伏山山頂に到達。天気が良ければ,南・中央・北の各アルプス,富士山,八ケ岳,黒姫山,浅間山,秩父の峰々など日本を代表するそうそうたる山々が望めるそうです。が,…。
 美ケ原高原は火山性堆積物が広がる地が隆起し,浸食された隆起準平原です。そのため,標高2,000メートル前後にありながら緩やかな起伏が続きます。
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 この平らな土地は牧場として利用されていて,遠くの池の辺りにウシが群れているのが見えます。
 美ケ原牧場の歴史は古く,明治32年に松本平の農家の牛馬を放牧したのが始まりとされます。
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 標高が高いとはいえど,陽が射した時や歩いているときは暑く感じました。
 道の駅に戻り,レストハウスでソフトクリームを賞味。
 
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 ここの駐車場は広く,トランクで昼寝をしている人多数。気軽な避暑地という訳です。
 東の佐久平は霞み,西の空からは雷鳴が近づいてきました。
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 美ケ原からはビーナスラインを下ります。扉峠までは急勾配,急カーブが続きますが,あとは眺望もよく,気持ちの良いワイディング。
 車山の麓から蓼科山と白樺湖を望みます。白樺湖は昭和21年に造られた農業用貯水池ですが,噴火か土砂崩れによる堰止湖のように見えます。元々あった池ノ平湿原は堰止湖が陸化したものだったのでしょうから,長い年月を戻したようなものかも知れません。
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 白樺湖畔から国道152号を下り,広域農道の八ケ岳エコーラインに抜けます。山岳路から変化に乏しい道に出たことで,眠気を感じ,小淵沢で小休止。
 すっかり暗くなった七里岩ラインを走って韮崎で国道20号に出,甲府昭和ICから相模原ICまで高速を使って戻りました。

 走行距離は495.6キロ,平均燃費は24.0キロ/リットルでした。この日,レギュラーガソリンは125円/リットルであったため,ガソリン代は2,600円ほど。それに較べると,高速料金がかなり高く感じます。
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