旅行日:令和4年1月7日②前の記事 青春18きっぷでミニトリップ―筑波嶺を望む湖の湊町高浜 友部10:20発予定の小山ゆきで水戸線に入る。友部駅から真っ直ぐ西に向かうのが水戸線で、本線たる常磐線は上野(起点は日暮里)方面が急カーブを描いている。これは上野方面の常磐線の方が後から敷設されたという経緯による。 友部駅の周辺は平坦そうに見えるが、涸沼に流れ込む涸沼川と涸沼前川の低地に挟まれており、意外と起伏がある。そ...
旅行日:令和4年3月5日① 関東私鉄の旅は三度目の京急線沿線に出掛けた。今回は京浜電気鉄道の神奈川県区間を巡ってみる積もりだ。 遠くなら朝から夕暮れまでかけて散策する行程になるところだが、半日だけの行程を繰り返せるのが近所の良いところだ。関連記事 □関東私鉄の旅(7) 京急大師線・空港線 (388-1)京急線小旅行(前) 大師線と川崎大師平間寺、川崎河港水門 (388-2)京急線小旅行(後) 空港線と穴守稲荷、羽田レンガ...
旅行日:令和4年1月7日① 冬の「青春18きっぷ」の最後は久しぶりに水戸線に乗ってみることにした。前日は関東地方でも雪が降って積雪をみたが、翌日は晴れの予報。雪晴れに期待できそうだ。 横浜6:15発の上野東京ライン宇都宮ゆきで出発。小山側から水戸線に入る積りだったのだが、品川で急に気が変わり、6:35発の勝田ゆきに乗り換え。 千葉県に入ると積雪量が増し、特に樹木に付着した雪の量がすごい。陽が昇って輝きだした。 ...
旅行日:令和4年2月26日②前の記事 京急線小旅行2(前) 北品川宿と品川神社、荏原神社 北品川駅から旧東海道を南下し、目黒川に架かる品川橋(旧境橋)を渡り、かつての北品川宿から南品川宿のエリアに入った。京急の駅でいうと、新馬場駅を過ぎたところだ。 海徳寺は日蓮宗の寺院で、大永2年(1522)に品川宿の有力商人鳥海氏による創建。本堂は平成19年(2007)に再建されたものだが、宝暦元年(1751)再建時の部材が再利用されているそ...
【目次】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年前の記事 【第16回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 貨物輸送の盛衰と保土ケ谷貨物支線の廃止(34)いずみ野線の延伸計画 のちのいずみ野線となる二俣川・平塚間の新線は運輸省から昭和44年9月8日付(鉄監第671号)で分割施工が認められ、昭和51年4月8日に二俣川・いずみ野間を部分開通させた。残る和泉町(いずみ野)・平塚間は昭和51年12月4日が工事施工認可申請期限となっていたも...
旅行日:令和4年2月14~16日⑤最初の記事 ピーチのセールで長崎県48時間滞在の旅(序) 夕暮れ時の千綿駅前の記事 早春の島原半島ドライブ(3) 雪舞う湯けむりの雲仙温泉 雲仙温泉から国道389号を南下し、島原半島南端部の口之津に辿り着いた。島原湾の入り口にあたる早崎瀬戸の内側に位置し、三方を山に囲まれた絶好の風待ち港をなしている。港の背後に聳えるのは愛宕山(標高291メートル)だ。 ちょうど天草の鬼池からのフェリーが...
旅行日:令和4年2月26日① 2月2日に川崎大師や穴守稲荷など、京急線のルーツとなる地域を巡った。路線でいうと、大師線、空港線と大正時代に廃線になった大森支線、そしてそれらを繋ぐ本線に相当する部分だ。 それから約3週間後。今度は本線の北部、東京進出の礎となった地域を巡ってきた。関連記事 □関東私鉄の旅(7) 京急大師線・空港線 (388-1)京急線小旅行(前) 大師線と川崎大師平間寺、川崎河港水門 (388-2)京急線小旅...
旅行日:令和4年2月14~16日④最初の記事 ピーチのセールで長崎県48時間滞在の旅(序) 夕暮れ時の千綿駅前の記事 早春の島原半島ドライブ(2) 日野江城と原城 長崎県滞在48時間の旅は到着から37時間を経過し、2月16日の朝を迎えた。夜明け前の雲仙温泉は雪が降っている。 朝風呂に浸かり朝食を摂るうちに降雪は激しくなってきた。積雪が心配だが、路面に積もるほどではないので、雲仙温泉を散策しよう。 温泉街の高台には満明寺...
旅行日:令和4年1月17~20日⑧・終最初の記事 上空から地形観察―羽田・松山間の機窓より前の記事 酒蔵のある陣屋町・宿場町佐川を歩く 冬の四国の旅、最終日。きょうは高知空港15時過ぎのフライトで帰る。昼過ぎまでとさでん交通の電車で高知市の郊外をめぐってみよう。 高知の電車ははりまや橋を中心に十字に路線を延ばしており、南北方向は短いが東西方向は長く、いの町、南国市まで路線延長は25.4キロに達する。明治の開業以...
旅行日:令和4年2月14~16日③最初の記事 ピーチのセールで長崎県48時間滞在の旅(序) 夕暮れ時の千綿駅前の記事 早春の島原半島ドライブ(1) 寒緋桜の花咲く神代小路を歩く 島原半島東岸を南下し、島原市を過ぎた。水無川を渡って南島原市に入る。 水無川は雲仙岳の南麓に発し、大きな火山麓扇状地を形成しながら島原湾に流れ下る。この川は下流部で二手に分かれており、頑丈な堤防で固められている。平成噴火の際のラハール(火...