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房総半島横断、鉄道の旅(前) 小湊鉄道で牛久と養老川とチバニアン

旅行日:令和3年3月18日① 横浜駅で春の「青春18きっぷ」に2回目の入鋏印が入り、7:40発の横須賀線君津ゆきに乗る。ラッシュの混雑は都心の地下を抜けるうちに解消し、錦糸町で座れた。列車は総武線、外房線、内房線と進みながら東京湾をぐるりと回り、9:00着の五井で下車。 きょうは五井から小湊鉄道、いすみ鉄道を乗り継ぎ、外房州の大原を目指す。この2つの路線にはまだ乗ったことがない。「18きっぷ」は脇役になるが、横浜→五...

青春18きっぷでミニトリップ―日光線と鹿沼散策

旅行日:令和3年3月9日③最初の記事 青春18きっぷでミニトリップ―下野国分寺へサイクリング前の記事 青春18きっぷでミニトリップ―下野薬師寺へサイクリング 宇都宮駅で昼食を済ませた後は、JR日光線に乗ってみる。 この線は小学校の修学旅行の際に団体列車で乗ったきりで、約20年もご無沙汰だ。私は線的な「乗りつぶし」から面的な「旅」に移行する段階で関東近郊のJR線は乗り直し、ほとんど2回以上乗ったので、こういう線区は...

青春18きっぷでミニトリップ―下野薬師寺へサイクリング

旅行日:令和3年3月9日②前の記事 青春18きっぷでミニトリップ―下野国分寺へサイクリング 栃木県下野市の自治医大駅からレンタサイクルで下野国国分寺跡を訪れ、駅の近くまで戻ってきた。今度は下野薬師寺に行ってみる。 新興住宅地らしい整然とした旧南河内町の中心地を走り、自治医科大学の前を右折。浅い谷を二つ越えて、「下野薬師寺歴史館」へ。自転車を停めて、先に館内を見学する。すっきり晴れていれば北東に日光の山々...

【第6回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 戦時下の電化と相模鉄道との合併

【目次】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年前の記事 【第5回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 複雑に変遷した海老名地区の駅(11)戦時下の電化 昭和12年7月7日に中華民国北平(北京)の盧溝橋に発した日中戦争は泥沼化の様相を呈し、中国での利権を侵された諸国の反発も強くなっていった。昭和15年以降はアメリカの対日経済封鎖が強化され、石油等の輸出が段階的に禁止される。 ガソリン価格も高騰し、ガソリンカーやディー...

青春18きっぷでミニトリップ―下野国分寺へサイクリング

旅行日:令和3年3月9日① 横浜駅で令和3年春の「青春18きっぷ」に入鋏印が入り、今シーズン最初の旅がスタート。 今回は栃木県南部を訪れてみようと思う。那須や日光のある北部と違い、地味なエリアではあるが、国分寺や下野薬師寺といった古代を感じられるスポットがある。午後は久しぶりに日光線に足を踏み入れてみたい。 6:15発の宇都宮ゆきに乗る。この時間帯は列車本数が少なく、東海道線は混んでいるが、東京駅で座れた。...

早春の鎌倉を小散策(後) 花咲く長谷寺

旅行日:令和3年3月4日②前の記事 早春の鎌倉を小散策(前) 稲村ケ崎から極楽寺、坂ノ下へ 極楽寺切通を抜け、坂ノ下まで来た。次は長谷寺に参詣する。鎌倉西部を代表する大寺だが、入るのは初めてだ。 長谷の地は山と海に囲まれた鎌倉の西端に位置し、北の大仏切通、西の極楽寺切通への道が分岐する交通の要衝であった。県道沿いに建つ白日堂は鎌倉彫の工房で、寺院と城郭を組み合わせたような造りをしている。昭和15年の建築だ...

【第5回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 複雑に変遷した海老名地区の駅

【目次】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年前の記事 【第4回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 横浜駅まで全線開通(8)経営不振の中で 新車の増備に次ぐ増備を行う神中鉄道であったが、経営は厳しい状況が続いていた。砂利などの貨物輸送は振るわず、横浜市内(横浜・鶴ヶ峰駅間)の沿線人口は増えているのに、列車を増発しても旅客数は伸び悩んでいた。 おカネがないのに新車を乗り回していては、会社の経営も立ち行かなく...

早春の鎌倉を小散策(前) 稲村ケ崎から極楽寺、坂ノ下へ

旅行日:令和3年3月4日① 3月に入ったこの日は、なんとなく鎌倉方面へ。 大和駅から小田急江ノ島線を南下し、藤沢駅で江ノ電に乗り換える。10:48発の電車は短い2輛連結で、混んでいた。客が減って減車しているのかと思ったが、擦れ違う電車はどれも4輛であった。 腰越を過ぎて右手の車窓に海を見て、稲村ケ崎で下車。国道を渡って稲村ケ崎公園へ。満潮時刻からは3時間以上経っているが、七里ケ浜の砂浜はあまり露出していない。...

蓼科山にのぼる(4) 双子池から双子山を経て大河原峠へ

旅行日:令和元年6月26日⑤最初の記事 蓼科山にのぼる(序)前の記事 蓼科山にのぼる(3) 天祥寺原を経て亀甲池へ 蓼科山山頂から将軍平、天祥寺原へと下り、涸れた滝ノ湯川を渉って亀甲池へ。さらに小さな峠を越えると双子池の畔に出た。山頂からは休憩も含めて2時間20分を要し、時刻は15時を回った。 双子池というだけあって、池が二つ。北側のこちらが雌池、この先にある南側の方が雄池だ。湖畔はキャンプ適地らしく、焚火の跡...

【第4回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 横浜駅まで全線開通

【目次】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年前の記事 【第3回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 ガソリンカーで増える新駅(7)横浜駅への乗り入れ よく知られているように、明治5年に日本で最初の鉄道が開通したとき、南の終着駅となった横浜駅は現在の桜木町駅であった。 神中鉄道、そして後の相鉄線の起点となる横浜駅は、昭和初期には現在の横浜駅とも、また桜木町駅とも別の場所に位置していた。 初代横浜駅は鉄道が西に...

蓼科山にのぼる(3) 天祥寺原を経て亀甲池へ

旅行日:令和元年6月26日④最初の記事 蓼科山にのぼる(序)前の記事 蓼科山にのぼる(2) 岩石磊々の山頂からの大展望 12:40に蓼科山頂ヒュッテから下山を開始し、30分ほどで将軍平の蓼科山小屋まで下りてきた(地図上の②)。 このまま登山口の大河原峠に戻るのも勿体ないし、同じルートでは芸もない。私は天祥寺原を経て亀甲池、双子池、双子山を経て大河原峠に向かうことにした。やや距離長いことが気になるが、天祥寺原からは直接...

【第3回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 ガソリンカーで増える新駅

【目次】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年前の記事 【第2回】時刻表と地図でたどる相鉄線の95年 一駅一駅の地道な延伸(5)ガソリンカーの伸長 蒸気機関車が牽引する客車列車で開業した神中鉄道であったが、昭和4年にガソリン自動客車(ガソリンカー)キハ1形6輛を導入した。初期のガソリンカーは小型客車に自動車用のエンジンを積んだシロモノで、車体も木製であった。 「相模鉄道五十年史」によると、昭和5年5月1日時点では...

Appendix

プロフィール

さがみぃ

Author:さがみぃ
中の人は相州生まれの相州育ち。アラサー。
地理・地図好きの筆者が、街を歩いたり、ドライブしたり、列車に乗ったり、山に登ったりしたことを書いていきます。大体3日おきに更新中。

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