旅行日:平成31年4月(1~)2~4日⑩最初の記事 高松港から女木島に渡る前の記事 方形の城郭と馬出し―篠山城を散策する 篠山城の西側・南側は武士の街であった。かつての武家屋敷街は往時の雰囲気を残しつつ、落ち着いた佇まいの住宅地になっている。 とくに西側は御徒士(おかち)町で、戦闘時に騎乗せずに戦う下級武士の住まいであった。明治維新後、もともと江戸詰めだった上級武士の多くは東京などに移ったが、下級武士はそのま...
旅行日:平成31年4月(1~)2~4日⑨最初の記事 高松港から女木島に渡る前の記事 加古川線と闘竜灘 JR福知山線の柏原駅からバスを利用し、篠山市の二階町に降り立った。時刻は9:48。 篠山市は篠山城の城下町で、このバス停が城に一番近そうだった。丹波国という地域柄、焼き栗や黒豆を売る土産物屋が多い。大正12年に建てられた旧篠山町役場の「大正ロマン館」 城が近づくと、大手の馬出の遺構が見られる。が、馬出を囲っていた...
旅行日:令和元年6月1日 この日は2月の秩父に続き、景さん、司さんとのお気軽山企画。前回の反省会で出た意見により、茨城県の筑波山に登ることになりました。関連記事 (305-1)早春の秩父、山と川のワンデートリップ(前) 宝登山山あるきとロウバイ (305-2)早春の秩父、山と川のワンデートリップ(後) 長瀞岩畳と温泉 6時過ぎに出発し、横浜駅から京浜東北線で秋葉原に向かいます。集合は8:00発のTXの快速つくばゆき。 列車と...
旅行日:令和元年5月21~23日・後⑥最初の記事 緑さす上高地トレッキング(1) 大正池前の記事 緑さす上高地トレッキング(5) 岳沢湿原から河童橋へ 昼食も終え、これで上高地を後にする。 バスターミナルに向けて川べりを歩きだしたが、なんとも去りがたい気持ちがする。穂高連峰や明神岳、河童橋を何度も振り返る。こういうのを後ろ髪を引かれるというのだろう。梓川の速い流れをスローシャッターで 上高地バスターミナル13:45...
旅行日:令和元年5月21~23日・後⑤最初の記事 緑さす上高地トレッキング(1) 大正池前の記事 緑さす上高地トレッキング(4) 穂高神社奥宮の明神池 穂高神社奧宮のある明神池を後にして、梓川右岸の径で河童橋を目指す。左岸よりも距離は長いものの、こちらの方が風光明媚なのは前回の経験から分かっている。 スポットライトな木漏れ日 右岸には治山運搬路―要するに砂防などに関わる自動車用の道路が通っている。きょうは作業が...
旅行日:令和元年5月21~23日・後④最初の記事 緑さす上高地トレッキング(1) 大正池前の記事 緑さす上高地トレッキング(3) 河童橋から明神へ 上高地トレッキングも明神までやって来た。 釜トンネルが開通する以前は、島々から梓川支流の島々谷川を辿り、徳本(とくごう)峠を越えて上高地に下るルートが使われていた。そのため、明神が上高地の玄関口であったそうだ。 また、ここより奥には徳沢、横尾の地があり、涸沢から奥穂高...
旅行日:令和元年5月21~23日・後③最初の記事 緑さす上高地トレッキング(1) 大正池前の記事 緑さす上高地トレッキング(2) 田代湿原と田代池 梓川右岸散策路を上流へ。ホテル群が現れると観光客も増えて来て、賑やかになってきた。賑わいの中心は梓川に架かる吊り橋―河童橋だ。 橋の上に立つと、上流も下流も景色が良すぎる。前回は岳沢の上の方に雲がまとわりついていた。迫力ある穂高の峰々と岳沢下流方向には焼岳河童橋 で...
旅行日:令和元年5月21~23日・後②前の記事 緑さす上高地トレッキング(1) 大正池 大正池から自然散策路を辿り、林を抜けると、草原が開けた。田代湿原だ。湿原ごしの穂高連峰 旧版地形図によれば、田代池もかつてはある程度の広さを持っていたようだ。が、大正池と同様に堆積による陸化が進んでいる。丸かった形も今では樹枝状になり、そのわずかな水部もかなり浅くなっている。水が澄んでいるので、底の砂礫や水草がよく見える...
旅行日:令和元年5月21~23日・後① 5月の旅はでーひらさんと予定を合わせ、上高地に行ってみることにした。3年前の7月にも二人で訪れたのだが、その時の印象が彼にとってはすこぶる良いものだったらしい。 私は20日から四連休となったので、21日の朝に出発し、長野県、新潟県、富山県と回り、22日は岐阜県飛彈市の新平湯温泉に宿泊した。一方、でーひらさんは22日の勤務を早引きし、特急「あずさ」で長野県入り。松本市内で一泊...
旅行日:令和元年5月17日③最初の記事 新緑・西沢渓谷トレッキング(1) 西沢大橋→二俣吊橋→三重の滝前の記事 新緑・西沢渓谷トレッキング(2) 三重の滝→竜神の滝→方丈橋11:09 方丈橋で西沢本流の南岸へ 橋を渡ると階段が続く。これまでとは違う本気の登りだ。ただ、等間隔の階段なので、山の岩場のような登りづらさはない。 すぐ上流には西沢渓谷のハイライトというべき七ツ釜五段の滝が控えており、滝の落差分を一気に登るのだ...