旅行日:平成28年8月31日~9月2日最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(7) 鳴子火山・鬼首火山の周辺 国道108号仙秋鬼首トンネルをくぐり抜け,秋田県湯沢市に入った。家からクルマで(那須からは一般道で)秋田県まで来たとは感慨も大きい。 峠下の秋の宮温泉郷で県道310号「こまち湯ったりロード」に入る。この道は以前にも走ったことがあり,その時の印象が強かったので,また来た...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日⑦最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(6) 長沼・内沼・伊豆沼 鳴子温泉手前の川渡温泉までやって来た。江合川沿いにはいくつも温泉があり,その代表格が鳴子である。 鳴子御殿湯駅手前で国道を左に折れ,急坂で胡桃ケ岳の肩を越える下りに転じると,やがて火口湖の潟沼の畔に出る。 小さな火口湖の潟沼と尾ケ岳 胡桃ケ岳と尾ケ岳を中心とする鳴子...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日⑥最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(5) 奥松島壮観の宮戸島 鳴瀬東松島ICから三陸道を北へ走る。無料区間だが,線形もよく,制限速度は100キロとなっている。 だが,それも石巻河南ICまでであり,以北は4車線化工事が行われていた。復興事業の関係で大型車が多く,ペースは速くない。 登米ICで県道に下り,佐沼へ。佐沼は仙台藩の支城が置かれて...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(4) 磐梯吾妻スカイラインと吾妻火山 東北旅行第二日目。7時にホテルを出発する。 七北田丘陵の下をトンネルで抜け,泉中央駅の近くを通る。この駅は地下鉄南北線の北の終着駅であり,周辺は整った新興住宅地として発展している。さらに北からクルマで来て電車で都心を目指すという人が少なくないようで,駅周辺...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日④最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(3) 裏磐梯・五色沼 国道115・459号から旧道の県道に入った。土湯峠を越える道である。安達太良山(複数の山の総称)の最高峰である箕輪山が望まれる。 そして,峠から磐梯吾妻スカイラインへと進む。土湯峠は中央分水嶺の峠であり,福島市と猪苗代町の境界をなす。 磐梯吾妻スカイラインも旧有料道路で,平成25...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日③最初から読む 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ前の記事 実りと火山の南東北(2) 表磐梯・猪苗代湖 猪苗代湖畔を離れ,国道115号・459号で裏磐梯へと回る。 裏磐梯と言えば,桧原湖や小野川湖,五色沼などの湖沼で知られる。これら湖沼群は磐梯山の噴火による山体崩壊で谷が堰き止められた堰止湖であるが,その形成は明治21年(1888)であり,誕生からまだ130年ほどしか経っていない。 裏...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日②前の記事 実りと火山の南東北(1) 那須から会津へ 国道294号の勢至堂峠を越え,日本海側に入った。岩代国の日本海側は会津(旧会津・耶麻・大沼・河沼の4郡)だろうと思い,「会津に入った」と書きかけたが,念のため調べてみると,猪苗代湖の南側は旧安積郡であった。 峠下の三代というところで国道から県道6,9号へと進めば,平地が開けてくる。北側の磐梯山,猪苗代湖方面から強い季節風が吹く...
旅行日:平成28年8月31日~9月2日① 夏の終わり,私はクルマで東北地方を目指した。 8月中・下旬は三週連続して颱風が東日本に接近,上陸し,今回の東北行も危ぶまれた。しかし,出発予定日の前日に東北地方に到達し,31日以降は晴れの予報が出たので,出発を決断した。30日の夜に仙台市内のホテルだけは予約したが,あとはざっくりした構想しかない。休みは3日まであるけれど,2日の夜か3日の未明には戻ってくる予定である。 ニ...
旅行日:平成28年7月8~11日⑧最初の記事 夏の北海道2016(序) 羽田→新千歳上空から前の記事 道西道南900キロ(3) 神恵内から弁慶岬まで 夏休み北海道旅行第三日目。後志管内島牧村から檜山管内せたな町に入った。きょうの行程を500キロとすると,せたな町瀬棚の辺りが大体中間地点となる。 ようやく半分だというのに時刻は15時を回った。しかもまだ昼食にありつけていない。 実は今回の行程を打ち立てた時から昼食は瀬棚に決め...