旅行日:令和元年12月12・13日⑥・終最初の記事 熱海からジェットフォイルで伊豆大島にわたる前の記事 夕陽に染まる地層切断面と荒海への日没 伊豆大島午前5時。夜明け前の宿の部屋からは伊豆半島東海岸を縁取る明かりが見え、間の水道を小舟が進んでゆく。昨夜は晴れで満月が出ていたが、空は薄雲に蔽われている。そして寒い。 きょうは大島10:40発の高速船で東京竹芝に向かう。10時にはレンタカーを返却するので、あまり時間...
旅行日:令和元年12月12・13日⑤最初の記事 熱海からジェットフォイルで伊豆大島にわたる前の記事 マールに開いた波浮港と大島最南端のトウシキ 伊豆大島最南端のトウシキの鼻を回り、北上コースに入った。時刻は15時半を回り、早くも夕暮れの色が濃くなってきた。□茜に染まる地層切断面 差木地から野増に移ると、「地層切断面」が現れた。突然の出現であったが、咄嗟に側道に折れてクルマを停められた。 「地層切断面」は都道...
旅行日:令和元年12月12・13日④最初の記事 熱海からジェットフォイルで伊豆大島にわたる前の記事 泉津椿トンネルと三原山裏砂漠 三原山の裏砂漠から大島一周道路に戻った。大字は差木地だが、200年あまり前の分村の経緯によりメインの集落からは離れている。一周道路は大字でいうと、泉津→差木地→波浮港→差木地と辿る。□筆島と波浮港 泉津の大島公園以来、標高300メートル近い海蝕崖の上の高いところをずっと走ってきたが、波...
旅行日:令和元年12月12・13日③最初の記事 熱海からジェットフォイルで伊豆大島にわたる前の記事 強風吹きすさぶ三原山にのぼる 三原山に登り、お鉢めぐりは強風で断念し、御火神茶屋駐車場に戻ってきた。□33年前の噴火と割れ目火口 三原山登山道路(都道207号大島公園線)を下る途中、「割れ目火口」を訪れる。案内看板に従って交差点を折れると舗装が悪くなった。2車線の幅広の道なので、ほとんど消えたセンターラインやガタガ...
旅行日:令和元年12月12・13日②前の記事 熱海からジェットフォイルで伊豆大島にわたる 岡田港からレンタカーで三原山登山道路を登り詰め、三原山を間近に望む地まで来た。カルデラの外輪山の縁にあたる場所なので、中央火口丘がよく見通せる。□三原山をのぞむ 港では意識しなかったが、東からの風が強い。クルマのドアが開閉の際に煽られる。 道路を隔てた場所からは相模灘ごしに富士山を望む。ちょうど宝永火口が真正面に見え...